読めるけど話せないという人には、こちらの取り組みをおすすめします。
おすすめの取り組み
- まずは自分のレベルを再確認する
- 「聞く」ためのシャドーイングをする
- 「聞く」ことができれば「話す」練習あるのみ
「読めるし聞ける」けど「話せない」という人と、「読める」けど「聞けないし話せない」という人に分かれてきます。
「聞ける」「聞けない」によって、話せるようになるまでの取り組み方に違いが出てきますので、その辺りも含めて紹介していきます。
まずは自分のレベルを再確認する
1つ目の取り組みとして、そこそこ読めるけど話せないという方は、自分の「聞く」レベルを今一度、確認しましょう。
英語を使って人と話す時は、「聞く」ことが出来なければ会話になりません。
「話す」というトレーニングしていくためには「聞く」トレーニングも同時に進める必要があります。
TOEICの受験者であれば、自分の「聞く」レベルはおおよそ理解していると思います。
もし、TOEICは随分前に受けていて、今の自分のレベルがどうなのか良く分からない。という場合には無料サービスを利用して客観的にレベルを確認することもできます。
無料サービスというのは、英会話スクールなどが提供している無料カウンセリングのことです。
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「聞く」ためのシャドーイングをする
2つ目の取り組みは、「聞く」ために最も有効なトレーニング「シャドーイング」です。
「聞く」レベルが高い人は、3つ目の取り組みに進みましょう。>>>3つ目の取り組み
シャドーイングとは、流れる音声のすぐ後を影(シャドー)のように追いかけて同じように発声していくトレーニングです。
音声を聞き終えてからリピートするリピーティングとは違う方法です。
シャドーイングは、スクリプト(文字お越しされた文章)付き音源を使用します。
英語が「読める」のであれば、スクリプトを見るだけでおおよその内容が理解できます。
むしろ、スクリプトを読んで理解できる音源でないと意味がありません。
シャドーイング3週間目で大分聞けるようになってきた。もともとリーディングは自信あるから聞けたら内容も入ってくる
— キッ (@kensan114) September 5, 2018
シャドーイングの重要なポイントは4つ
シャドーイングする上で重要なポイントが4つあります。
ポイント
- 音源の長さは1分程度のものを使用する
- 同じ音源を最低100回は繰り返す
- 意味は意識せずに音を真似ることに集中する
- 自分の声を録音して音源と比べる
シャドーイングは、音源を完璧に真似できるまで繰り返し練習することが重要です。
そのため、1分程度の短い音源を使用するようにします。
1日に25回~50回を目安にして。おおよそ30分~60分をシャドーイングを行っていきます。
慣れてきたら、自分のシャドーイングしている声を録音して、モノマネの出来を確認します。
翌日も同じ音源でシャドーイングを行い、最低100回を目安に繰り返しましょう。
無限にシャドーイングしてたらまじで英語聞けるようになってきてる気がする.....!
— そくん (@sokun22) October 26, 2020
シャドーイングの始め方
シャドーイングの始め方を紹介します。
シャドーイングの始め方
- 音源を聞く
- スクリプト(英文)を英語のまま読む
- スクリプト見ながらを聞く
- スクリプトを見ながらシャドーイング
- スクリプトを見ないでシャドーイング
- ひたすら繰り返す
スクリプトを見ないでシャドーイングができるまでに、だいぶ時間が掛かってしまうかもしれませんが、始まりが重要です。
完璧に真似できたと思っても、弱い音で発音されていた【a, the, of, in, to 等】の 前置詞が含まれていたことに気付いていなかった。なんてことになります。
始めのポイントは、しっかりと押さえて取り組みましょう。
シャドーイングにおすすめのサービス
シャドーイングの一番の問題点は、録音した自分の声を確認するところです。
要するに、自分の声を添削をするのですが、そもそも「聞く」レベルが高くない「自分」が聞いて判断するには限界があります。
そこでシャドーイングのサービスを利用することで、英語のプロから添削してもらうことが出来ます。
シャドーイング添削サービス【シャドテン】
英語のプロが添削してくれるサービスが「シャドテン」というサービスです。
人気の英語コーチングサービスのプログリットが提供していて、1日30分のシャドーイングから始められるサービスになります。
基本的には1日1音源の添削をしてもらえます。
「LINE」を使用して英語のプロであるコンサルタントとチャット形式で、シャドーイングの適格なアドバイスをしてもらえます。
おすすめ度 | |
料金 | 月額 21,780円(税込)
6ヶ月プラン 120,780円(税込)【月額払いより9,900円お得】 |
無料体験 | 7日間の無料体験あり |
入会前に「7日間の無料体験」ができるので、この無料体験だけでもシャドーイングの基礎を知ることができ、リスニング力の向上に効果があります。
シャドーイングってどんなもの?どうやってやるの?と思う方にも、無料体験を有効利用することは非常におすすめです。
「聞く」ことができれば「話す」練習あるのみ
3つ目の取り組みは、「話す」練習をするのみという内容です。
ある程度「聞く」ことが出来ていれば、あとは「話す」練習をするだけで、アッという間に話せるようになります。
先に「話す」プロセスを理解する
「話す」練習方法を説明する前に、「話す」というプロセスを良く理解しておく必要があります。
「話す」プロセスは、3つのステップに分解することが出来ます。
「概念化」「文章化」「音声化」というのですが、「概念化」というのは、頭の中で何を話そうか?何を話したいか?と考えるステップです。
そして、その話したい内容を英語の文章にしていくのが「文章化」のステップで、最後に文章になった英語を口から発声する「音声化」のステップがあります。
つまづきポイントは「文章化」
「聞く」ことが出来るのに話せない多くの人が、つまづいているポイントは「文章化」です。
急に、英語を話さなければいけない場面が来たときに、頭の中ですぐに英語の文章を組み立てることができません。
その状態では、次の声に出していく「音声化」に行くことが出来ないので、「なんて言っていいか分からない」「沈黙してしまう」という状況に陥ります。
まずは「文章化」に特化した練習していくことで、自由に言いたいことを「話す」状態に近づいていきます。
瞬間英作文の効果
「文章化」に最も効果があるのが「瞬間英作文」というトレーニングです。
瞬間英作文とは、短い日本語の文章を、即座に英文に変換していくトレーニングのことを言います。
大人になってしまった私たちは、話したい内容を日本語で「概念化」してしまいます。
思考が日本語で行われているので、その日本語を即座に英語で組み立てることが、英語を話すために必要になります。
日本語を英語に訳すのではなく「英語で考え英語脳を鍛える」というやり方もありますが、子供ならまだしも、大人には膨大な時間と精神的忍耐が必要になってきます。
英語を話すという目的のためには、日本語で考え瞬時に英語に変換するトレーニングから始めることが明らかに効率的です。
瞬間英作文で「文章化」を鍛えてましょう。
【どんどん話すための瞬間英作文トレーニング】を使おう
そして「瞬間英作文」でおすすめしているのが、こちらの書籍です。
【どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK) - 森沢 洋介 [1,980円(税込]】
森沢先生の瞬間英作文シリーズは6冊あるのですが、こちらが基本の1冊になります。
【どんどん話すための瞬間英作文トレーニング 】は色々なところで紹介されていて、ベストセラーになっているのですが、その理由が単純明快。
やった分だけ確実に成果が出るという事です。
本書の目的は、「文章化」の瞬発力を鍛えることに特化した作りになっていて、単語や熟語を覚えるための物ではありません。
本当に「文章化」のトレーニングに最適な1冊です。
会話の練習試合
瞬間英作文に慣れてきたら、今度は実践の場を作って、自分の言いたいことを英語で話す練習をしていきます。
具体的には、オンライン英会話を使います。
オンライン英会話であれば時間も場所も自由度が高いという事と、会話の中で伝えたい事(概念化)が出てくるので、あとはそれを「文章化」して「音声化」するまでのステップをまとめて出来ます。
まさに会話の練習試合です。
普段から自分の行動や考え、目の前にある状況を英語で文章化して、口ずさんでみるという取り組むも「音声化」するまでの練習になります。
が、それだけでは自分が知っている物ばかりを英語にする傾向となりがちで、「概念化」の部分に偏りが出てきます。
逆に英会話だと、実際の会話の中で「○○と言いたい」けど「あれ、英語でなんて言うんだっけ?」という場面に何度も遭遇します。
この場面が非常に重要で、あとで自分で調べて「あの時は、こう言えば良かったのか」と納得できるものを増やしていきます。
これを繰り返すことで、「概念化」から「文章化」、そして「音声化」までをスムーズに進めていけるようになり、実際の会話で話せると自信に繋がっていきます。
オンライン英会話で会話の練習試合をすることで、言いたいことを英語で話せるようになります。
オンライン英会話の使い方
オンライン英会話を使うと言っても、闇雲にオンライン英会話をするだけでは効果が出てきません。
オンライン英会話を使う時のポイントを紹介します。
ポイント
- 1レッスン25分の自由会話形式で毎日受講する
- 会話のテーマは事前に自分で決めておく
- 自分の考えを英語で話す練習をしたいと冒頭に断りを入れておく
- 自分の意見に対して質問してもらうようにお願いする
- 「あれ、英語でなんて言うんだっけ?」を記録する(可能であれば会話を録音する)
各社オンライン英会話サービスでは、独自のコースがあり、指定した教材を使用しテーマが決まっている「レッスン」を提供しています。
しかし、自分は「会話の練習試合」がしたいので、25分のレッスン時間は自分がコントロールするという発想です。
自由会話形式のレッスンで、テーマを決めていないと、ただ自己紹介をして出身地の話や趣味の話で、アッという間に時間が過ぎてしまいます。
基本的に、自己紹介などは必要ありません。
事前に話すテーマを設定しておいて、そのテーマについて自分の意見を話し、質問してもらう、そして回答する。
さらに質問してもらう、回答する。を繰り返していきます。
そして会話の中で「文章化」できない言葉を拾っていき、25分が終わってから、その言葉を見直していきます。
おすすめのオンライン英会話
DMM英会話
自由会話形式で1日25分のレッスンを毎日受講できるオンライン英会話で、おすすめなのがDMM英会話です。
初月のみですが、通常料金の半額 3,240円でとてもお手頃です。
1か月、毎日25分話せれば、間違いなく英会話力の向上は期待できます。
おすすめ度 | |
プラン | スタンダードプラン/毎日1レッスン
1レッスン:25分 |
料金 | 初月のみ通常料金から半額 3,240円(税込)※
2か月目から月額 6,480円(税込) |
無料体験 | 無料体験レッスンあり |
※無料体験後3日以内の申込で初月半額
短期間で更に継続的に話せるようになる超おすすめの方法
読めるけど話せない、話せるようになりたいという方におすすめの取り組みを3つ紹介してきました。
- まずは自分のレベルを再確認する
- 「聞く」ためのシャドーイングをする
- 「聞く」ことができれば「話す」練習あるのみ
改めてこの3つを見ると、なかなか大変だなぁ と思われる方もいるのではないでしょうか。
シャドーイングの添削サービスやオンライン英会話などの「サービス」を使うことで一定の成果を出すことができます。
しかし、それが一時的なものになってしまっては、あまり意味がありません。
ここでは、短期間で英語が話せるようになり、英語学習継続スキルの習得が可能な、英語コーチングサービスを紹介します。
シャドーイング、瞬間英作文、オンライン英会話も英語コーチングサービスの中で実践していきます。
長い時間をかけて話せるようなるよりも、短期間で話せて、それを継続していく方法を身につけた方が、圧倒的に人生が楽しくなります。
時間を無駄に使いたくない人は、ぜひ利用してください。
おすすめの英語コーチングサービス
おすすめする英語コーチングサービスは『PROGRIT(プログリット)』です。
PROGRIT(プログリット)は、2~3か月という短期間で圧倒的に英語力を伸ばす英語コーチングプログラムです。
「世界で自由に活躍できる人を増やす」というミッションを掲げて、これまでに累計1万名を超える受講実績を持ちます。
PROGRIT(プログリット)特徴
- 外国人講師と会話をしていく一般的な英会話スクールではない
- 第二言語習得論、応用言語学に基づいた科学的な英語習得の方法を提供している
- 専属コンサルタントがついて、成果を出すための自習力を鍛えるパーソナルコーチングサービス
受講生には、1日2~3時間の自習が求められますが、2~3か月の間だけです。
圧倒的学習量があるので、短期間での英語力向上が実現します。
東京、横浜、名古屋、大阪に合計で12校舎を展開していますが、オンラインコースもあるので、時間を有効利用するためにオンラインコースがおすすめです。
PROGRITの口コミについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
こちらをCHECK
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PROGRIT(プログリット)って効果あるの?受講生からリアルな口コミ・評判を集めて調査してみた!
このページでは、短期集中型の英語コーチングスクール 『PROGRIT(プログリット)』のリアルな口コ ...
続きを見る
PROGRITは無料カウンセリングを提供しています。
まずは、無料カウンセリングを受けて頂くことで、PROGRITってどんな物なのか知ることができますし、今の自分に何が足りないのか、何をすればもっと良くなるのかを論理的に解説してくれます。
無理な勧誘などは一切ないので、まずは行動してみてはいかがでしょうか。
「読める」なら英語習得を半分終えたと考える
今の自分を認めて成長していくための一つの「考え方」を紹介します。
英語を「読めるのに話せない」ことをネガティブに考える必要は全くなく、そこそこでも読めるのであれば、英語習得の半分は終わっていると考えましょう。
日本語を母国語とする私たちが第二言語を習得するときに必要な技能は、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4つです。
さらに、その元には「単語・文法・音」の知識データベースが必要になってきます。
「読む」ことができるということは、この「単語・文法」の知識がすでに備わっているわけです。
単語と言っても「ある一定のレベル」という理解で、人によってレベルの違いはあります。
中学レベルやTOEICレベルなどありますが、基本的な英語の文法を知っている状態ということです。
「単語・文法」を理解しているから「読む」ことができるのですが、英語習得の中で「単語・文法」の重要性は全体の40%の感覚です。
そして「読む」は全体の10%。
合わせて50%が、すでに出来ていることだと考えます。
残る「音」は20%。
「聞く」「話す」「書く」はそれぞれ10%で合計30%という考え方です。
「音」の知識というのは「単語の音」そして「文章になった時に弱く発音される音」のことを指します。
「聞く」「読む」「話す」「書く」という4つの技能だけを見ると「読む」というのは、「4分の1だけ」と思うかもしれませんが、元となる「知識」もしっかりと持っていると考える方がより正確です。
という事で、「読める」というのは「英語習得の半分は終わっている」と考えることができるので、前向きに「じゃ次は何していけばいいの?」と考えましょう。