『マトリックス』のネオ役や『ジョン・ウィック』のタイトルロールを務めていることで知られるキアヌ・リーブス。
2019年には「ジョン・ウィック」シリーズの3作目『ジョン・ウィック:パラベラム』が公開。また、『トイ・ストーリー4』ではバイクスタントマンのおもちゃ「デューク・カブーン」の声を演じ注目を集めていました。
そして2020年は、12月18日に「ビルとテッド」シリーズの3作目。29年ぶりとなる続編『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』が公開され話題となりました。
キアヌ・リーヴスが過去に出演した作品にも注目が集まっているので、これまでのキアヌはどんな役を演じ、そこではどんな演技をみせてくれたのか?世の中の声と共に振り返ってみます。
これまで演じてきた役は?
キアヌ・リーブスは30年以上のキャリアのなかで、数多くの映画に出演してきました。
ここでは、キアヌが出演し特に注目を集めた8つの出演作品を振り返って見ていきましょう。
公開年 | 邦題 原題 |
役名 |
---|---|---|
1989 | ビルとテッドの大冒険 Bill & Ted's Excellent Adventure |
テッド・“セオドア”・ローガン |
1994 | スピード Speed |
ジャック・トラヴェン |
1995 | 雲の中で散歩 A Walk in the Clouds |
ポール・サットン |
1999 | マトリックス The Matrix |
トーマス・アンダーソン / ネオ |
2005 | コンスタンティン Constantine |
ジョン・コンスタンティン |
2006 | イルマーレ The Lake House |
アレックス・ウィラー |
2014 | ジョン・ウィック John Wick |
ジョン・ウィック |
2015 | ノック・ノック Knock Knock |
エヴァン |
その前に説明不要かもしれませんが、改めてキアヌ・リーブスのプロフィールを振り返ってみます。
キアヌ・リーブスのプロフィール
1964年9月2日生、レバノンの首都ベイルートで生まれた。
父はハワイ出身のアメリカ人地質学者、母は衣装デザイナー兼パフォーマーのイギリス人。異父妹と異母妹を含めて3人の妹がいる。
1966年に両親が離婚した後、母と妹キムとシドニー、ニューヨーク、最終的にはトロントに移り住んで行った。母は1994年までの間にさらに3回の結婚と離婚を経験している。
キアヌは9歳の時にブロードウェイミュージカルの『くたばれ!ヤンキース』(Damn Yankees)に参加してから役者の道を知っていく。
少年時代は、Sonny Chiba (サニー ちば)の名で知られている千葉真一さんのファンで、千葉真一さんのアクション映画を良く見ていた。
キアヌは少々やんちゃだったため、5年間で4つの高校に通い、その間に、アイスホッケーのゴールキーパーとして活躍して、アイスホッケーのカナダ代表になることを目標にしていたが、怪我によってその道を諦めることとなった。
15歳の時に俳優になることを決心し、俳優として働きながら教育を受けられる高校に通うが、17歳の時に中退。そして、アメリカ人の継父を通じてアメリア永住権を取得し、20歳の時にロサンゼルスに引っ越した。
テレビや舞台で下積み時代を経て、1986年公開の青春映画『栄光のエンブレム』(Youngblood)にアイスホッケーのゴールキーパー役で映画デビューした。
1988年にはアカデミー賞の「脚色賞」「衣装デザイン賞」「美術賞」の3つを受賞した映画『危険な関係』(Dangerous Liaisons)に助演し、注目を集め始めた。
翌1989年にはSFコメディ映画の『ビルとテッドの大冒険』(Bill & Ted's Excellent Adventure)の主役テッド役に抜擢され、1,000万ドルの製作費から全世界で4,000万ドルの興行収入を記録し、興行的成功を収めた。
1991年には続編『ビルとテッドの地獄旅行』(Bill & Ted's Bogus Journey)で同役を再演し、こちらは3,800万ドルの興行収入を収め、1作目と同様に人気作品となった。
1994年公開の『スピード』(Speed)では、サンドラ・ブロックと共演し全世界で3億5,000万ドルの興行収入を記録するほど大ヒット。一躍に国際的スターとなった。
1996年に続編の『スピード2』(1997公開)の出演オファーがあったが、故郷カナダのウィニペグでの舞台『ハムレット』に出演するために断っている。
1999年には大ヒットSFアクション映画の『マトリックス』で主演を務め、大人気俳優に成りあがった。
本作では『スピード』を上回る、全世界で4億6300万ドルの興行収入を記録し、続編の2作品にも出演して、人気を不動のものにした。
その後もアクション、ロマンス、ホラー、ドラマ、コメディなど作品のジャンルに囚われず、声優業も含めて、毎年何かの映画に出演している、非常に活動的な役者だ。
また映画製作・監督業にも積極的に力を注いている。
お馬鹿高校生テッド役/『ビルとテッドの大冒険』[1989]
1989年公開されたアメリカのSFコメディ映画。
歴史のクラスで落第しかかった高校生二人がテストのためにタイムマシーンに乗って過去を旅する。
主演はキアヌ・リーブス、アレックス・ウィンター。
ジョージ・カーリン、ダン・ショア、ロッド・ルーミスが共演している。
キアヌは、ロックスターになることを夢見るおバカな高校生テッドを演じる。
友人のビルと共にロック・ギターデュオとして「ワイルド・スタリンズ」と名乗っている。
ライアン先生から「明日の歴史の最終発表会で合格しないと、二人とも歴史は落第だ」と言われビルとテッドの二人は焦る。
テッドは父親から「落第したらアラスカの陸軍学校行きだ」と言われ、そうなるとバンドは解散しビルと離れなくてはならない。
二人がサークルKの前で勉強していると、目の前に突如と電話ボックス型タイムマシンが現われる。
中からルーファスと名乗る男が出てきて、「君たちの歴史のレポートを手伝うためにやってきた」と言う。
二人を落第させるわけにはいかないという理由で、ルーファスは未来の2668年からやってきた。
ルーファスの指示通り、好きな時代に行けるタイムマシンで時空を超える旅に出かける。
制作費用が1000万ドルに対して、4,000万ドルの興行収入を記録し、キアヌ・リーブスの出世作品となった。
主人公コンビが見せるエア・ギターは当時の若者たちの間でブームになったほど。
興行的成功を収めたので続編である『ビルとテッドの地獄旅行』(1991)が製作された。こちらも興行的成功を収めた。
そして、2020年8月に29年ぶりとなる3作目『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』がアメリカで公開された。日本では2020年12月18日に公開された。
3作とも全て、脚本はクリス・マシソンとエド・ソロモンによって書かれている。
みんなは今作のテッドを演じるキアヌ・リーブスをどう思ってる?
「ビルとテッドの大冒険」観てる。キアヌ、アホの演技上手だな~
— proton (@lion_pelican) February 28, 2016
『ビルとテッドの大冒険』見た
ビルとテッドは歴史のレポートを完成させないと落第するピンチに未来から謎の男が来てレポートを完成させる為にタイムマシンを授けられるコメディ。初々しいキアヌのお馬鹿な演技が新鮮かつ頭空っぽで見れる傑作でした。 pic.twitter.com/t7pDrOUVfX— 東川川 (@higashi1611) August 29, 2018
久々に観たよ!「ビルとテッドの大冒険」
キアヌが、今のキアヌを思うと可愛い過ぎる。
日本語字幕、時代を感じさせる訳で苦笑してしまった。おかわりは、英語字幕で観るよー。 pic.twitter.com/FDB4IVgf3B— kieran* (@kieran_cat) May 3, 2019
ビルとテッドの大冒険を観たんですけど、今のキアヌからは想像できないような役を楽しそうに演じてるっていうか前こんな感じだったなと思いました。スピードのキャンペーンで来日したときだっけかな。地獄旅行もそうだけど、今許されない表現があってそういう面でも時代を感じますね。 #おうち映画
— manhemo (@manhemo) April 26, 2020
若かりしキアヌ・リーブスがお馬鹿丸出しのテッドを演じていて、「ビルとテッド」シリーズ以外では見ることのできない役柄です。
基本ずっと軽い感じで、笑顔が絶えない。お馬鹿なりに前向きで歴史上の人物たちと仲良くやっているテッドには元気をもらいます。
SWAT隊員のジャック役 /『スピード』[1994]
1994年公開されたヤン・デ・ボン監督の長編映画監督デビュー作品。爆弾魔と若きSWAT隊員の攻防をノンストップで描くアクションスリラー映画。
主演はキアヌ・リーブス。サンドラ・ブロック、デニス・ホッパー、ジェフ・ダニエルズなどが共演した。
キアヌは、若く行動力のあるアメリカの特殊部隊「SWAT」の隊員ジャックを演じる。
ジャックは、ロサンゼルス市警察に拠点を置く部隊の爆発物処理班に属している。
ある日、ビルのエレベーターに爆発物が仕掛けられ、犯人から乗客に対する身代金300万ドルを要求された事件の解決任務にあたった。
何とか乗客を無事に救出できたことで、その功績からジャックは相棒のハリーは共に勲章を受け取る。
その様子をテレビで見た犯人から、ジャックに対する報復と更なる身代金の要求が始まる。
ジャックは、バスに仕掛けられた爆弾から乗客を救出するために、バスに乗り込み犯行を阻止する為に犯人と戦う。
映画としては、「アカデミー音響賞」「アカデミー音響編集賞」などを受賞し、予算が3,000万ドルであったにも関わらず、全世界で3億5,000万ドルという興行収入を記録した。
今作はキアヌ・リーブス、またサンドラ・ブロックを一躍世界的スタ―にした名作。
キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックは今作で「MTVムービー&TVアワード/ベストオンスクリーンデュオ」を受賞している。
みんなはジャックを演じるキアヌ・リーブスをどう思ってる?
キアヌ・リーヴスがかっこよくて大好きな「スピード」ひさしぶりに見たけど滑走路で台車に乗ってバスの下に入り込むシーンのキアヌとサンドラ・ブロックの目の演技とかほんとすごくてゾクゾクする。何の迷いもなく信じると目が語る2人。アクション映画なのに萌え要素ガッツリ(涙)やっぱり好きだー
— Tamami (@diana_pearl3) August 11, 2016
キアヌは、今はすっかり「マトリックスの人」ってイメージなんでしょうけど、オイラは『スピード』の彼の方が好きです。こっちの方が、体当たりの演技といった感じで、精悍でカッコイイ(人´ω`)
— ケイテン@iwannagotokaraoke (@Keiten666) January 8, 2011
『スピード』爆弾犯から人質を救い出したジャックは爆弾犯からとある私鉄バスが80キロ以下になった時バスが爆破すると告げられる…。個人的キアヌ祭。キアヌの知名度を世界レベルにした名作。次々と展開するハラハラ感とキアヌの体当たりの演技が良く何回見ても面白い。 #映画
— いと (@Shoootgun) July 2, 2015
いつ見ても飽きないストーリー展開になっていることはもちろん。キアヌ・リーブスの体当たり演技は見ごたえがあります。
SWATの一員として、乗客を絶対に助け出すんだ!という決断をしているシリアスな演技で、どんどん映画の中に引き込まれてしまいますね。
やさしさの塊ポール役/『雲の中で散歩』[1995]
1995年に公開。カリフォルニア州の広大な葡萄畑を舞台に、既婚の男と妊娠中の女の情熱的な恋を描いたロマンティックドラマ。
監督はメキシコ出身のアルフォンソ・アラウ。製作には『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990)の監督ジェリー・ザッカーが参加。
1942年のイタリア映画の同名『雲の中の散歩』のハリウッドリメイク版。
主演はキアヌ・リーブス、アイタナ・サンチェス・ギヨン。アンソニー・クイン、ジャンカルロ・ジャンニーニ、フレディ・ロドリゲス、デブラ・メッシングが共演。
キアヌは、元米陸軍軍曹、純粋でとても繊細な性格を持ち、孤独で愛情を求めている青年ポールを演じる。
ポールは、第二次世界大戦のため太平洋へ出征する前日に妻ベティとスピード結婚し、大戦後の1945年にサンフランシスコに戻ってくる。
戦争はポールに心に大きな傷跡を残し、ポールは毎日のように夢でうなされてしまう。
やっと愛する妻の元に戻ってこれたが、出征中に毎日のように書いた何百通もの手紙が未開封の状態であったことを知る。
ポールはベティとの結婚を成功させる決意をし、キャリアを築くために出征前の仕事であったチョコレート販売を始める準備をする。
チョコレート販売をするために列車でサクラメントへ出発するが、列車のなかで出会った女性ビクトリアが大きな悩みを抱えていることを知ってしまう。
ビクトリアを助けたいという思いから、彼女の夫として、彼女の父や家族に会うことを申し出る。
思い付きでビクトリアを助けようとしただけだったが、次第にビクトリアに引かれ、お互い愛し合っていく。
2,000万ドルの予算に対して全世界で5,000万ドルの興行収入を記録。
今作でキアヌ・リーブスは「MTVムービー&TVアワード/最も望ましい男性」にノミネートされた。
みんなはポールを演じるキアヌ・リーブスをどう思ってる?
雲の中で散歩
まるでおとぎ話を観ているような世界観で偶然の出逢いも運命の出逢いのようにに感じられた。
キアヌは紳士で優しく、実直な人でとっても素敵だった。
美味しそうなチョコレートが物語をより甘く仕上げている。
ロマンチックで甘い上品なラブストーリーに終始うっとりして観ていられた。 pic.twitter.com/xX3Paw3BA5— じゃがいも@ (@Ayumi26sa) September 28, 2018
タイムラインでキアヌさんの話題を見て思い出したけど、雲の中で散歩という映画のキアヌさん、信じられないくらい綺麗で儚いから観てね。カリフォルニアの風景も絵画のよう。 pic.twitter.com/348vqN6dLa
— かな (@kn_cat3) August 13, 2017
『A Walk in the Clouds(雲の中で散歩)』。運命に導かれた愛と、何にも勝る家族の強い絆。孤児院育ちで家族の愛に憧れるポールと、戦争で閉ざされた彼の心を暖かく包みこむアラゴン家の人々。キアヌがもう本当に優しさの塊でしかない! 映像がとても美しく、ロマンティックだけれど力強い物語🍇☺️ pic.twitter.com/xWnxHwGP9Y
— さちゃぽん (@sachapomnu) August 14, 2018
「雲の中で散歩」観ました。キアヌ演じる男性が電車の中で知りあった女性と恋に落ちる話。女性の家は由緒ある葡萄農園で厳格な父親に苦戦するも、とても温かい家族と素晴らしい葡萄農園の景色に引き込まれていきます。キアヌの品のある男前さも際立ち、心が癒される作品でした。面白かったです。
— ユキ (@navynifty) May 10, 2015
【映像】『雲の中で散歩』5.0点:「スピード」を観た後この作品を観て、一気にキアヌのファンになりました。こんな繊細でソフトで温かみのある演技もできるのかと♥ ブドウ園での収穫祭シーンや嵐のシーン等どこか、幻想的でうっとりしてしまいました。 http://bit.ly/iqcQnV
— kakeriko (@kakeriko) June 17, 2011
ポールを演じるキアヌ・リーブス、彼以外にはこのポール役は演じられないと思うほど、裏表がなく純粋で優しさに溢れる役がピッタリだったと思います。
キアヌ・リーブスが出演するロマンス映画としては、今作は古典的なラブストーリーであるけれど、癒される作品でとても人気があります。まだ見たことない方は是非一度見てみて下さい。
凄腕ハッカーのネオ役 /『マトリックス』[1999]
1999年公開。ウォシャウスキー姉妹による脚本・監督。製作はジョエル・シルバー。人類がシミュレートされた現実の中に無意識のうちに閉じ込められているディストピアの未来を描いているアメリカのSF アクション映画。
主演はキアヌ・リーブス。ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モスが共演している。
キアヌは、主人公のトーマス・アンダーソン/ネオを演じる
トーマスは、大手企業に勤めるプログラマーであるが平穏な日常では満足しきれなかっため、持ち前の知識で「ネオ」という名でハッカーを始め、危険なコンピュータ犯罪に手を染めていく。
ある日、トーマスのパソコンに謎のメッセージが表示されてから、トリニティという女性と出会い、モーフィアスという男を紹介される。
モーフィアスからは仮想現実と本当の世界の存在を知らされ、そして人間がコンピュータの原動力として培養される現実の世界を知る。
モーフィアスからは、トーマスが人類を救う救世主だと信じられ、コンピュータに支配されているエージェント達と戦うために奮闘していく。
今作は、史上最高のSF映画の一つと言われているほど伝説的名作であり、全世界で4億6000万ドルの興行収入を記録。
その成功によって続編『マトリックスリローデッド』(2003)、『マトリックスレボリューションズ』(2003)も同じ監督・脚本・製作メンバーで製作され、シリーズ全体で驚異的な興行収入を記録するほどの成功を収めている。
日本のアニメ「攻殻機動隊」などに影響を受け、香港映画のカンフーテイストも含んでいる。従来のCGにはない、パレットタイム撮影やVFXを駆使して制作された斬新な映像は「映像革命」としても話題になり、アカデミー賞の視覚効果賞をはじめ、編集賞、音響賞、音響編集賞を受賞している。
今作で、キアヌ・リーブスは「MTVムービー&TVアワード/男性演技賞」「サターン主演男優賞」を受賞した。
4作目となる『マトリックス4』が2021年12月に公開を予定していて、キアヌ・リーブスは同役で出演する。
みんなは今作でネオを演じるキアヌ・リーブスをどう思ってる?
個人的に一番カッコいいと思うキアヌはマトリックスで覚醒した時のネオのあのメチャクチャすっきりした寝起きみたいな表情な。あれは演技力的にも凄いと今でも思う。
— NRS0288 (@NRS0288) November 29, 2017
マトリックス1のキアヌ、めっちゃイケメンなのに冴えない男の演技が怖すぎる
— 紅白モチ⚪ (@mochisga) September 12, 2019
キアヌさん、やっぱりマトリックスの演技で好きになったな。会社員時代のどこか冴えない感じとか、救世主に目覚めた瞬間の顔とか。レヴォリューションズの最後で使命を果たしに行く決意をしてからのネオは最高だった。
— Shinya_Ueki (SEAMURGH) (@seamurgh) June 14, 2017
中学生の頃マトリックスを観てキアヌのアクションにハマりました☺️ストイックな俳優でクールな演技が魅力です来日が楽しみですね
— YOSHIKI_SAN (@san_yoshiki) May 24, 2017
液晶TVに買い替えたので、久しぶりに「マトリックス」シリーズ3作を観た。大きな画面でどっぷりとあの世界に浸れて幸せな一日。キアヌはこの頃キレイで絵になる男だった。演技はへただけど。 #eiga
— お茶帽子 (@ochabousi) October 12, 2010
キアヌは表情の演技全然あかんから殺し屋とかやと安心して見れる。そういう意味でボロが出ないマトリックスは奇跡のキャスティングやったんや。
— しまでぃ (@simady104) October 14, 2019
キアヌ・リーブス演じるトーマスが自分に自信を持ち始め、人類の救世主”ネオ”として覚醒していく過程が見ていてワクワクしました。
頼りなさげなキアヌの表情と、そこから最強になっていくキアヌがカッコよかったです。
演技が下手だという意見も少なくないですが、映画として楽しいですし、どんどんマトリックスの世界にのめり込んでいけるのも、キアヌの演技、アクションがあるからこそだと思いました。
悪魔祓い師のジョン・コンスタンティン役 /『コンスタンティン』[2005]
2005年公開。フランシス・ローレンスの映画監督デビュー作品。
アメリカンコミック出版社であるDCコミックス刊行の「ヘルブレイザー」(Hellblazer)を映画実写化したスーパーヒーローホラー映画。ファンタジー・アクション・ミステリーの要素もふくんでいる。
キアヌは、悪魔祓いを生業とする探偵ジョン・コンスタンティンを演じる。
コンスタンティンは、子供の頃から強い霊力を持ち、天使と人間・悪魔と人間の中性的な存在である「ハーフブリード」を見分ける力を持つ。
10代の時、自分の霊力に苦しみ自殺を図るが、2分間だけ本当の地獄を知ったことで、自分の力への悩みはなくなった。
しかし、自殺したとみなされ、死後の地獄堕ちが決まっている。
コンスタンティンが悪魔祓い(人助け)をする理由は、自分が地獄に堕ちないよう神にアピールするためで、決して人のためにではない。
ある日、悪魔祓いを行っていたコンスタンティンは、少女にとりついた悪魔が人間界へ潜入しようとしたのを目の当たりにした。
人間界と天使と悪魔の世界の均衡を保とうとするコンスタンティンに不穏な殺害事件が起き始める。
主演はキアヌ・リーブス。レイチェル・ワイズ、シャイア・ラブーフ、ジャイモン・ハンスゥが共演。
キアヌ・リーブスが、マトリックスの次に選んだ主演作で、全世界で2億3,000万ドルの興行収入を記録した。
みんなはコンスタンティンを演じるキアヌ・リーブスをどう思ってる?
2017-18.コンスタンティン、みた。ずっと見た事あると思い込んでいた。見直すつもりで見たら見たことない映画だった。見たのはディアボロスだった。
キアヌのかっこよさが際立っていた。内容はくだらないけどつい見てしまう。多分細部にこだわった演技だろうな。タバコの吸い方にトキメいた。— shyshydoing (@marishishidoing) March 26, 2017
コンスタンティン
悪魔や天使が見える能力を持つ主人公コンスタンティンは謎の死を遂げた女性の背景を探ります
オカルトアクション映画です!
とにかくキアヌのハードボイルドな演技がカッコいい✨
続きがありそうな最後でしたが、続編映画はないんですね、、、残念
コミックス版も気になります pic.twitter.com/KamvYGOw0z— ミア (@miathe1999) March 17, 2019
コンスタンティン キアヌのあのやさぐれて、なげやりで でもワイルドな演技がまじたまらねぇ #好きな映画挙げてtlを映画祭にする
— シチコ (@shichiko) May 27, 2013
お仕事の依頼をいただいたので2005年のDC映画『コンスタンティン』を見返しているのだけど、やっぱりシャイア演じるチャズが良い味出してるわ
キアヌの煙草をくわえた渋い演技もカッコいい…それでも本作におけるチャズ・クレイマーの働きっぷりとシャイアの存在感に勝るものはないね✨ pic.twitter.com/71y0fHE1oF— /映画・海外ドラマライター (@sunsetblvdmovie) October 5, 2019
コンスタンティンを見た。キアヌの気の抜けた演技大好き。
— ほくなす (@hokunath) June 12, 2015
コンスタンティン
アメコミ原作だっけ?
キアヌの演技とか設定とか諸々好き過ぎる#rtされた数だけ好きな映画のタイトルあげる— ホンオフェ搭載型パンジャンドラム (@zarezare_Diego) July 12, 2015
キアヌ・リーブスの独特なクールさが、悪魔祓いをする探偵という職業に見事にマッチしていて、白シャツに黒ネクタイが渋くてかっこいいです。
アクションはもちろん、苦しく死にそうになる演技もなかなか素晴らしく、映画の世界に引き込まれしまいます。
未来の女性を愛する建築家アレックス役/『イルマーレ』[2006]
2006年公開。監督はアルゼンチン出身のアレハンドロ・アグレスティ。
2000年公開の韓国映画『イルマーレ』のハリウッドリメイク版。
主演は『スピード』以来の共演となる、キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック。
キアヌは、三流建築家と父親から揶揄されることもあり、仕方なく建築家をやっているというアレックスを演じる。
父サイモンは有名な建築家で、弟ヘンリーも建築家となりサイモンの事務所で働いているが、アレックスとサイモンの間には確執があった。
ある時、アレックスは父サイモンが亡き母のために建てた湖畔の家を買って住み始める。
郵便ポストに、先の住人のケイトという人からの手紙を見つけ読んでみると奇妙な内容が書かれていた。
この湖畔の家には長い間住人がいなかったはずなのにと思い、その手紙に返信を書き、同じポストに入れる。
すると、更に返信の手紙がポストに入っていた。しかも、相手は2年先の未来を生きているらしい。
不思議な文通のやり取りが始まり、いつしかケイトに恋していく。
4000万ドルの予算でありながら、1億5,000万ドルの興行収入を記録した。
みんなはアレックスを演じるキアヌ・リーブスをどう思ってる?
『イルマーレ』キアヌが観たくなったので久々にイルマーレを引っ張り出す。韓国版よりもこっちが好き。2年の時差がある二人の不思議なラブストーリー。先は読めるがそれでもたまにはこういう純愛ものを観たくなる。キアヌかっこいい#eiga #映画 http://t.co/Slu3rFU4dp
— 灰樹@またまたはいどちゃん不足 (@shyde7) December 13, 2013
イルマーレ!!!!
キアヌ様がくそかっこいいやつな— ☂ (@quatre_neko) September 23, 2016
@7momox キアヌはイルマーレと良い感じだったし彼もある意味欲が無い超自然派俳優だよねっ(^o^)/
彼はマトリックスが有名だけど俺はハートブルーでの漢気溢れる演技が凄い好きだったなぁー!— PITBULL5039 (@Hisa50GRRM38luv) May 27, 2014
『イルマーレ』同名韓国映画のリメイク。ポストを通して時空を超え手紙のやり取りをする男女が次第に心を通わせていく......普段あまり恋愛映画を観ないけどなかなか楽しめました。父親役にクリストファー・プラマー!恋愛に、親子愛に不器用なアレックスを演じるキアヌの自然体な演技が光ってました pic.twitter.com/mNgrZ4rhIr
— れいちん🍍 (@renchan712) June 21, 2019
キアヌのイルマーレ観た。キアヌのキスめっちゃすきなやつや。
— りんご (@_ringo55_) November 27, 2019
キアヌ・リーブスの素朴で誠実さが溢れる演技が、このラブストーリーを一気に感動的にしていると思います。
手紙でとやり取りをするアレックスの感情がどんどんケイトに向けられていく、そんな描写がキアヌの表情でより一層リアリティが出て、優しい気持ちになります。
伝説の暗殺者ジョン・ウィック役 /『ジョン・ウィック』[2014]
2014年にアメリカで公開された、伝説の殺し屋の復讐劇を描き、日本のアニメ、武道、殺陣、香港アクション映画に影響を受けたアクションスリラー映画。日本では2015年に公開された。
『マトリックス』でキアヌ・リーブスのスタントを務めたチャド・スタエルスキが、今作で監督デビュー。
キアヌ・リーブスは主演であり、制作総指揮を担う。
共演には、ミカエル・ニクヴィスト、アルフィー・アレン、エイドリアンヌ・パリッキ、ウィレム・デフォー。
キアヌは、伝説の殺し屋ジョン・ウィックを演じる。
ジョン・ウィックは、どんな不可能な暗殺も成し遂げ、「3人の男を鉛筆1本で殺した」など数々の伝説を残す殺し屋だった。
最愛の女性ヘレンと出会い、殺し屋を引退し幸せな日々を過ごしていたが、その妻が病で亡くなり生きる希望を失ってしまう。
死を悟った妻が生前、残されるジョンが寂しくないようにと仔犬を準備していて、悲しみのどん底いたジョンの元に、仔犬と妻からのメッセージカードが届く。
その日から、仔犬との生活が始まる。
しかしある夜、ジョンは家にいると強盗に襲われてしまい、愛車を奪われて、さらに愛犬を殺されてしまう。
犯人グループは、現役時代の雇い主であるロシアンマフィアのボス・ヴィゴの息子。
愛する物を失ったジョンは、その怒りを抑えることはできず、復讐するため闇の世界に戻ることを決意する。
約3,000万ドルの予算に対して、全世界で8,600万ドルの興行収入を記録し、その成功を受けて続編『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017年公開)、そして『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019公開)がチャド・スタエルスキが監督を続投し製作された。
みんなは今作でジョン・ウィックを演じるキアヌ・リーブスをどう思ってる?
キアヌがもう完全にジョンウィックと化している、もう演技の域超えてるでしょ本物だよ
— 小岩井草人 (@koiwaihe_gen) May 21, 2019
キアヌあんまり喋らないから演技の下手さバレないし、つまらないドラマパート短いし、色々良かったと思います#ジョンウィック
— デロ太郎 (@Delorean88) October 17, 2015
ジョンウィックのキアヌは地に足つけた演技で完璧な暗殺者をしていたよ。
— 本田真唯(お仕事募集中) (@o_france_ne) August 24, 2019
ジョンウィック最高ね!
あの世界観どハマり!
キアヌは口数が少ない演技の方が合ってるみゃぁー— michiko (@solaris4446) June 5, 2016
キアヌ・リーヴスの体当たりのアクションが本当に見ごたえあります。口数が少ない演技が合っているという声もありますが、感情を出さない暗殺者として、キアヌの怒り・悲しみを奥に秘めるような演技は上手いなと思いました。
悲劇の男エヴァン役/『ノック・ノック』[2015]
2015年アメリカで公開されたホラースリラー映画。日本では2016年に公開された。
新世代のホラー映画監督として注目を集めているイーライ・ロスが監督・脚本・製作を務めた。
主演はキアヌ・リーブス。ロレンツァ・イッツォ、アナ・デ・アルマスが共演。
1977年アメリカで公開された『Death Game』のリメイク版。
サスペンスの要素も含み、セクシー・ホラーやエロティック・ホラーとも言われるが、一歩引いて見るとコメディ要素も多く含んでいる作品。
キアヌは、妻と子供二人、そして犬を飼っている43歳の建築家エヴァンを演じる。
妻は、美人な芸術家。ハリウッドに住み、理想的で幸せな生活を送っている。
エヴァンは、人が良く紳士的で「良き父」であり「良き夫」である。レコードが好きで、若いころはDJをやっていた。
不満があるとすれば、それは妻とご無沙汰だということぐらい。
父の日がある週末、エヴァンは急な仕事のため、一人留守番をする事になり、ビーチへ行く妻と子供達を送り出した。
その週末は、家族の留守中に雨の中ずぶ濡れになった2人の美女を家に入れたことで、エヴァンにとって最恐で最悪な日々となる。
みんなはエヴァンを演じるキアヌ・リーブスをどう思ってる?
映画『ノック・ノック』 ★★★★4.3点。 いつもかっこいいキアヌが必死こいて命ごいする演技が素晴らしかった。 女の子たちもクレイジーで 観ているうちにだんだん怖くなる映画です… https://t.co/AtU2V2zk1J #Filmarks #映画
— sato-beauty.jp (@sato0741) October 17, 2016
映画 ノックノック
一晩の火遊びでキアヌがえらい目にあう話。
キアヌガチで格好悪かったf^_^;
やっぱ演技の力って偉大だわ。 pic.twitter.com/jyvEjWGO7y— 宮居草也 (@adamu_1970_08) November 9, 2016
『ノック・ノック』
女は夢を見せてくれるけど地獄も見せられる。
そして、夢の心地よさより地獄の恐ろしさ辛さの方が圧倒的に大きい。
またまた女性恐怖症を促進させてくれる映画だった。
キアヌの終盤の演技はバツグン!— しみず (@4mi2hiroya) February 10, 2017
「ノック、ノック」観た!これは怖い…!キアヌが下心丸出しだったら同情しないけど、二人の手口が巧みすぎて、これはキアヌを責められない…。「モンスターは続きを要求する」などの真似したくなる名演技、ビビり顔、情けない顔、キレる演技、色んなキアヌが楽しめて美味しいです。
— ai (@iggiedog) June 11, 2016
ノックノック 70点
世の男性にとって、ある意味ホラー映画より怖いと思います
キアヌ リーブス結構演技下手くそと思ってましたが、意外と上手いのね♡まー時間気にせず見れましたよ‼︎— 豚ゴリラ本店 (@gorirahonten) June 22, 2016
ノック・ノック、そこそこよかった。おやじイジメも陰惨度UPでモバイルをうまく使ってるとこが。でも1ヶ所いや2ヶ所残念な改編があって少し萎えた。なんつーか狂気を薄めて理を強化しちゃうと破壊力が落ちる気がすると思った。キアヌは翻弄されてヘニャヘニャになる演技は圧巻だったし楽しかったw
— アリン Lexicon Devil🖤 (@ALLIN47) June 15, 2016
他の作品ではなかなか見ることができない悲劇の中年おじさんとしてのキアヌ・リーブスを見ることができます。
「演技が下手」だという声も少なくはありませんでしたが、普通の中年おじさんとして見ると「情けなくカッコ悪い演技」が素晴らしいなと思いました。
まとめ
キアヌ・リーブスは、『マトリックス』シリーズや『ジョン・ウィック』シリーズで最高のパフォーマンスをしているため、多くの人からアクション演技が得意な俳優としてイメージを持たれています。
しかし、キアヌは本当にたくさんの作品に出演していて、「アクション」だけに限らず「ホラー」「ロマンス」「コメディ」と幅広いジャンルで様々な役を演じているのが分かりました。
ジャンルを問わず基本的には「カッコいい」役が多いと思いますが、『ノック・ノック』では悲劇の男をリアルに演じていて、キアヌだから「カッコいい」所もあるけども、情けない役もいい味を出しています。
また、世の中の声を見ていると、キアヌ・リーブスは「演技が下手」という声も少なくありませんでした。
たしかに、アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞などの受賞歴はなく、評論家の間でも総じて演技力が高い俳優としては見られていないようです。
しかし、キアヌの出演作品では、キアヌの体当たりな演技が見れて、面白い映画が多くあります。
これからの出演作品にも注目して行きたいですね。
2021年以降のキアヌ・リーブスの出演作品
『マトリックス4』(原題:The Matrix 4)2021年12月22日公開予定
ラナ・ウォシャウスキー監督による『マトリックス』シリーズの第4作目。当初は2021年5月21日 の公開を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により延期が繰り返され、今の予定は2021年12月22日。
キアヌ・リーブスを初めとするキャリー・アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミス、ダニエル・バーンハードが再演する。
『ジョン・ウィック4 』(原題:John Wick: Chapter 4)2022年5月27日公開予定
「ジョン・ウィック」シリーズ4作目。2022年5月27日公開予定。2021年初頭から制作を開始する予定。
『ジョン・ウィック5』(原題:John Wick: Chapter 5)2022年以降公開予定
「ジョン・ウィック」シリーズ5作目。2020年8月に映画製作・配給会社のライオンズゲートのCEOから、5作目の開発を進めていると発表された。2021年初頭から制作を開始する予定。4作目と5作目を連続して撮影していく予定だという。