「慎吾ママ」は、2000年から2001年に一世を風靡した香取慎吾の女装キャラクター。
その人気ぶりから「慎吾ママ」のドラマが2本放送されました。
それぞれスペシャルドラマとして放送されたのですが、どんな内容だったのか調べてみました。
【動画】慎吾ママのドラマは「おっはーは世界を救う!」というタイトルだった
慎吾ママのドラマとしては2本放送されていて、まず1本目について。
1本目は、2001年1月8日(19:00 - 20:54)に放送されました。
ドラマのタイトルは『慎吾ママドラマスペシャル おっはーは世界を救う!』。
主演はもちろん慎吾ママ(香取慎吾)で、田中美佐子、西村雅彦などが共演しました。
脚本は、鈴木おさむ。
あらすじは、慎吾ママがひょんなことから長嶋家を訪問し、家族の仲が悪い事を知ります。
家族が笑顔で「おっはー!」と言い合えるような家庭にしようと、赤の他人である慎吾ママが奮闘します。
結果として、長嶋家や周りの人たちを幸せにしていくというストーリー。
調べてみると、当時の映像の一部分を公開しているツイートがありました。
ビデオもう見れないかと思ってたけどまだ見れた〜!慎吾ママドラマスペシャル!
慎吾ママ可愛すぎる😍😍😍😍😍
懐かしいな〜
#慎吾ママ#香取慎吾 pic.twitter.com/ebMQxi81qG— ☆ Yuzu☆📎☺︎ (@YuzuJj) May 31, 2017
【動画】慎吾ママのドラマでミッキーマウスがドラマ初出演
2本目は、2001年8月31日(19:00 - 20:54)に放送されました。
こちらのタイトルは『慎吾ママ夏休みドラマスペシャル ミッキーも一緒!おっはーは世界を救う!2』。
なんと東京ディズニーランドのミッキーマウスとミッキーの仲間たちが出演しています。
当時は、ミッキーマウスが民放ドラマに初出演という触れ込みがありました。
ディズニーキャラクター以外には、三宅裕司、永作博美などが共演しています。
こちらも脚本は、鈴木おさむ。
あらすじは、「幸せラーメン」を経営する小池家とその周りを幸せにするために小池家にやってきた慎吾ママ。
小池家は、店長の海太郎(三宅裕司)、再婚の妻の風(永作博美)、花火(内山理名)と鈴(吉原沙貴)、屋根裏に住むクラゲおばさん(樹木希林)の5人家族。
慎吾ママには、近くに激安ショップが開店したため「幸せラーメン」のある商店街がつぶれそうだという、風からの悩み相談がありました。
小池家の中でもギクシャクした関係があることを知り、慎吾ママは商店街で盆踊り大会の開催を思いつきます。
こちらも調べてみると、テーマソングの映像がツイートされていました。
東京ディズニーランドでのロケも行い、ディズニーキャラクターも一緒に踊っています。
ずっと探してたやつあったー!!慎吾ママ&ディズニー。 pic.twitter.com/TVLBYRJm6t
— みなみ✩⃛ (@sks_405sp) September 26, 2016
慎吾ママのドラマに7歳の神木隆之介も出演していた
1本目の『慎吾ママドラマスペシャル おっはーは世界を救う』では、当時7歳の神木隆之介さんも出演していました。
当時の神木さんは、慎吾ママのことを本当に慎吾ママだと思っていたらしく(香取慎吾ではなく)、そのため慎吾ママは収録が終わっても神木さんが帰るまでメイクを落とさなかった。という逸話も残っているようです。
そして2016年1月には、「SMAP×SMAP」 の『フィーリングデートSP豪華俳優の本気プランで日本全国へ!』という企画で、香取慎吾さんと神木隆之介さんが函館デートを行いました。
『おっはーは世界を救う!』で共演をした思い出話をして話題となっていました。
#仰天ニュース
神木隆之介さん 確か中居君の子ども役だったですね ドラマ見てない…残念
中居ちゃんってずっと呼び続けてほしいわー
慎吾ちゃんとも共演してましたね
「隆之介とお酒飲むなんて」ってスマスマで感激してたなあ
神木君 いい青年になりましたね
また二人と共演してほしいな pic.twitter.com/7jeRIcEFnj— すまゆず (@PanchantS) February 5, 2019
慎吾ママのドラマで稲垣吾郎のシーンが不祥事でカットされる
2本目の『慎吾ママ夏休みドラマスペシャル ミッキーも一緒!おっはーは世界を救う!2』には、1本目に引き続き、稲垣吾郎も出演していたのですが、放送直前で吾郎ちゃんが現行犯逮捕となる不祥事を起こしてしまい、出演シーンがカットされました。
吾郎ちゃんは何をしたかと言うと、ウィキペディアに分かりやすく書いてありました。
2001年8月24日、東京都渋谷区内で駐車禁止の路上に止めていた乗用車に戻ってきた際に、取り締まり中の女性警察官に見つかり免許提示を求められた所、車を発進させようとした疑いにより道路交通法違反(駐車禁止)と公務執行妨害で警視庁渋谷警察署に現行犯逮捕された。
東京地検は26日午前に(車を制止しようとした女性警官の膝に車が接触したとして)傷害罪も追加すべく勾留請求を試みたが、裁判所が却下したため、同日午後には釈放された。
さらに公務執行妨害についても、同年9月21日に不起訴(起訴猶予)処分とした(事件の経緯に悪質さは見られず、逃亡の意思もなかったとの判断)。
結果的には道路交通法違反(駐車禁止)のみだったが、翌年1月14日までの約5か月間、芸能活動を自粛した。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
慎吾ママのドラマで出演シーンがカットされた吾郎ちゃんですが、それは仕方ないとして。
SMAPは4人として活動することになり、2001年の芸能ニュースでは1番話題となった事件でした。
その時のSMAPの動向が動画でありました。
当時、中学1年生の慎吾ママ世代は今32歳
慎吾ママは、1998年10月から2002年3月に放送されていた『サタ☆スマ』という番組で登場した、香取慎吾の女装キャラクターです。
SMAP全盛期の2000年代では、当時の中高生には慎吾ママは絶大な人気がありました。
慎吾ママの人気が一番すごかった2000年。当時の中学1年生(12~13歳)は、2021年の今では32歳~33歳になりますね。
まとめ
慎吾ママは、2000年~2001年当時の人気ぶりからドラマを2本放送していました。
ミッキーマウスに民放ドラマに出演してもらうという偉業を達成したり、まだ7歳だった神木隆之介さんが出演していたりと、振り返ってみると特別なドラマとなっていました。
更には、2本目のドラマでは、稲垣吾郎逮捕事件の最中での放送となり、吾郎ちゃんの出演シーンはカットされるという事もありました。(それ以上にSMAPの活動に注目が集まっていました。)
当時の中高生(慎吾ママ世代)は、現在の30代。 慎吾ママのドラマを一つ取ってみても、懐かしさと共に時代の流れを感じます。