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ライアン・レイノルズの演技力は?どんな評価されている?

異色のヒーロー映画『デッドプール』、『デッドプール2』のタイトルロールを務めた、今やアクションコメディ俳優としての様々な映画にキャストされているライアン・レイノルズ

2010年には、アメリカの週刊誌「People」の中で「最もセクシーな男」("Sexiest Man Alive")に選ばれたこともあるほど、優しい顔立ちでいて鍛え上げられた肉体から女性のファンも多い。

自分がゲームの背景キャラ(セブキャラ)だと気付いた男のストーリーを描いたアクション・コメディ『フリー・ガイ』(Free Guy)で主演を務めることで話題となっていました。

しかし、本作はコロナの影響で何度も公開が延期となり、2021年8月13日(金)に日本劇場公開することが決定しました

そんなライアン・レイノルズですが、過去の出演作品にも注目が集まっているので、これまでどんな役を演じ、そこでどんな演技をみせてくれたのか、世の中の声と共に振り返ってみます。



ライアン・レイノルズのプロフィール

本名はライアン・ロドニー・レイノルズ(Ryan Rodney Reynolds)。1976年10月23日にカナダのバンクーバーで、4人兄弟の末っ子として生まれた。

ライアンは、1991年にテレビドラマ『Fifteenで役者デビュー。同作ではヤングアーティスト賞の「ケーブルシリーズで共演する最高の若手俳優賞」にノミネートされた。

1993年、カナダの長編映画『Ordinary Magic』に、インドで育ち15歳で両親を亡くした少年役で映画デビューを果たした。

90年代はTV中心に活動し、2000年ごろからは映画の仕事も増え、コメディを含むさまざまな映画に出演している。

『あなたは私の婿になる』(2009)ではサンドラ・ブロックとの共演でアメリカの「MTVムービーアワード」や「ピープルズ・チョイス・アワード」などの複数の賞にノミネートされた

2010年の『[リミット]』では、スペインの映画賞である「ゴヤ賞」の最優秀俳優賞にノミネート

そして、ライアン・レイノルズの大きく成功した作品、スーパーヒーロー映画の『デッドプール』(2016)と『デッドプール2』(2018)で主演を務める。

『デッドプール』(2016)では、ゴールデングローブ賞 映画部門 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネート。さらに、アカデミー賞の前哨戦とされる「放送映画批評家協会賞」のコメディ男優賞を受賞した

声優としても活躍していて、近年では『名探偵ピカチュウ』(2019)の声出演でも注目を集めた。

2020年8月には、米フォーブス(Forbes)誌が発表した 2019年6月~2020年6月までに『最も稼いだ男優』の2位になっている。

参考記事

ライアン・レイノルズのお金の使い道

『デッドプール』(2016年公開)などのアクションコメディー映画で知られているライアン・レイノルズ。純資産は1億5000万ドル。

 

これまで演じてきた役は?

ライアン・レイノルズは30年近くの経歴のなかで、数多くの映画、テレビドラマに出演しています。ここでは、ライアンが特に注目を集めた9つの出演作品を見ていきましょう。

 

世直しリーダー "ワン"/『6アンダーグラウンド』[2019]

アクション界の巨匠マイケル・ベイ監督作品。過去を消したいと願い、未来を変えるために持ち前の高度なスキルでミッションに挑む国際自警団のリーダーをライアン・レイノルズが演じる。ド派手なカーチェイスや爆破シーン、スリリングな銃撃戦や格闘シーンを豪快に描くアドレナリン全開のアクション映画。Netflixオリジナル映画として全世界で配信されている。

 

映画のあらすじ

国際的に政府が手を出せない犯罪者やテロリストを倒すために、自分たちの死を偽装して「幽霊」となった男女5人の国際自警団。

そのチームはリーダーの”ワン”(ライアン・レイノルズ)が各方面から集めたメンバーで編成されていて、メンバーはそれぞれに卓越した技能を有するスペシャリストたちだが、お互いの名前は知らず、コード番号で呼び合うルールとなっている。

"ワン"以外のメンバーは、元CIA局員だった"トゥー"(メラニー・ロラン)、元殺し屋の"スリー"(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)、元侵入盗の"フォー"(ベン・ハーディ)、元医者の"ファイブ"(アドリア・アルホナ)、そしてドライバーの"シックス"(デイヴ・フランコ)。

初めのミッションの舞台はイタリアのフィレンツェ。中央アジアの独裁国家トゥルギスタンの将軍の弁護士を4人殺し、関係するマフィアと警察に追跡され激しくカーチェイスするチーム。何とか危機から脱出することができたが、ドライバーの"シックス"を亡くしてしまう。

その後、アメリカ陸軍の特殊部隊で狙撃手だったブレインを「幽霊」にしてから、"セブン"としてチームに迎えた。

次のミッションは、独裁国家トゥルギスタンの大統領ロヴァク・アリをクーデターで倒し、民主派の善人であるロヴァクの弟・ムラットを新たなリーダーにしてトゥルギスタンを救うこと。

チームは、ムラットを救出するために香港に向かう。ムラット救出作戦は、いくつかのミスをしながらもチームは協力しながら戦闘を進めていき、なんとかムラットを確保することに成功した。

しかし、"フォー"が脱出困難な状況に陥ってしまう。"ワン"は"フォー"を置いて進むことを決めるが、"セブン”は"フォー"の追手を狙撃し、なんとか"フォー"も危機から脱した。

任務が最優先だと怒り狂う"ワン"に、メンバー達は反抗し匿名ルール破って本名を教えあう。

最後の舞台は、トゥルギスタン。チームはロヴァクの演説を放送中の国営テレビをハッキングし、ムラットから自由になろうと語りかける放送をさせる。

その後、"ワン"が爆破スイッチを押すと、連続爆発が起きてロヴァクの像や建物を破壊していく。

国民がムラットを呼び蜂起する中、ロヴァクは逃げて、なんとはへリコプターへ乗り込む。

しかし、中にはチームとムラットが乗り込んでいて、ロヴァクは自らの圧政から逃れた難民たちの中に落とされる。

 

ワンの役柄

ネオジム磁石で財をなしたアメリカの億万長者。

4年前に、中央アジアの国家トゥルギスタンでの独裁者による苛酷な政治を目にし、普通なら何もできない中、何とかしたいと考えた。

悪者と戦うための資金は十分にあったので、自らの死を偽装し表向きには存在しない「幽霊」として、世界中の政府が手を出せない犯罪者やテロリストを倒すことを決意した。

そのために、過去を消し去りたいと願う様々なスペシャリストをスカウトしていき、今のチームを編成した。

世の中を変えていくことをチームと一緒に決意して、ミッションに向かっていく。

しかし、メンバーの誰かが犠牲になりそうになっても、ミッションが最優先だとする冷血なリーダーでもあり、チームの統率力に欠けてしまう。

"ワン"は決して完璧な人間ではないが、最後にはチームと共にミッションを達成させる。

 

みんなはこの作品のライアン・レイノルズをどう思ってる?

マイケル・ベイ監督らしい、目が離せないド派手な映像に圧倒されてしまいますが、億万長者でありながらも最前線で悪者と戦い、感情をむき出しにしてチームを引っ張っていくリーダーという役は、ライアン・レイノルズの演技なしでは成り立たないのはないかと思えます。



記憶喪失の探偵 ピカチュウ/『名探偵ピカチュウ』[2019]

『ポケットモンスター』シリーズ初となる実写化をハイウッドで実現した。子供の頃ポケモン好きだった青年ティムが、名探偵ピカチュウとコンビを組んで父親ハリーを捜す。人間とポケモンが共存する街ライムシティを舞台にしたアクションアドベンチャー映画。主人公ティムは、ジャスティン・スミス、そして、名探偵ピカチュウの声をライアン・レイノルズが演じた。父親ハリーの同僚であるヨシダ警部補には渡辺謙がキャストされた。監督は『ガリバー旅行記』などのロブ・レターマンが務める。ライアン・レイノルズは本作で、アメリカの「2019ティーンチョイスアワード チョイスコメディ映画俳優賞」にノミネートされた。

 

映画のあらすじ

子どもの頃ポケモンが大好きだったティム(ジャスティン・スミス)は、父親がポケモンに関する事件の捜査から家に戻らないことをきっかけに、ポケモンを遠ざけるようになっていた。

ある日、父親ハリーが事故で亡くなったという連絡をハリーの同僚のヨシダ警部補から受け、ハリーの荷物を整理するため人間とポケモンが共存する街・ライムシティを訪れた。

父親の部屋に来たティムは、ハリーの部屋で1匹のピカチュウ(声:ライアン・レイノルズ)と出会う。

ティムには、そのピカチュウと会話することができ、ピカチュウは自らが記憶喪失であること、ハリーのパートナーだったはずであること、自分が生きているのだからハリーも生きているに違いないことをティムに訴える。

テレビ局「CNM」の新人記者ルーシーの協力を得て、ティムとピカチュウは、ハリーが事故以前に調査していた謎の薬品を巡る事件について調べ始める。

 

ピカチュウの役柄

ティムの父親ハリーのパートナー。

探偵帽を被っていて、言葉を理解し、話す事も出来るが、通じるのは何故かティムのみ。

かわいい外見とは裏腹に、声は中年男性で、コーヒーが大好き。

記憶を失っていて、探偵の仕事については覚えていないが、ハリーのパートナーだったはずだとして、ティムとハリーを捜しに行く。

人前では緊張するため技が使用できない。

 

みんなはこの作品のライアン・レイノルズをどう思ってる?

大人も楽しめるストーリー展開になっていることも、さることながら、ふわふわの質感で再現された「かわいい」ピカチュウに、中年男性ライアン・レイノルズの声が見事にハマっいて、どんどんストーリーにのめり込んでしまいます。

ピカチュウ演じるライアンとティム演じるジャスティンの声の掛け合いが面白く、ハートフルなシーンもライアンの演技が魅力的でした。

 

一流ボディーガード マイケル・ブライス/『ヒットマンズ・ボディガード』[2017]

2017年にアメリカ合衆国で公開。監督はパトリック・ヒューズ、主演はライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンが務めた。

思いがけないことから凄腕の殺し屋を護衛することになったボディガードと殺し屋のコンビの奮闘を描いたアクションコメディ映画。

日本では劇場未公開となっていて、Netflixからのみ配信が行われている。

続編である『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』は2019年3月が撮影が開始され、2021年8月20日にリリースされる予定。

ライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソン、そして監督パトリック・ヒューズは続投となっている。日本では、劇場公開されるかは不明。

 

映画のあらすじ

超一流のボディーガードのマイケル・ブライス(ライアン・レイノルズ)は、日本人の武器密売人のクロサワの護衛に当たっていたが、任務完了間際でクロサワは暗殺されてしまう。

その2年後。顧客を失ったブライスは要人警護の一線から退き、中流階級の社長の護衛を担当する。

その頃、オランダの国際司法裁判所では、ベラルーシの元独裁者デュコヴィッチ(ゲイリー・オールドマン)が人道に対する罪を犯したとして裁かれることになっていたが、デュコヴィッチは自らの罪を立証できるような人間を片っ端から手下を使って殺していたため、まともな証人がいなく、このままでは無罪放免となってしまう。

イギリスのインターポールは、拘束中の殺し屋のダリウス・キンケイド(サミュエル・L・ジャクソン)に、デュコヴィッチの犯罪に対して証言をすれば、服役中の彼の妻ソニア(サルマ・ハエック)を釈放すると持ちかけ、キンケイドは交渉に応じた。

オランダまでアメリア・ルーセル捜査官らが護送することになるが、護送団はデュコヴィッチの手下に襲われ、キンケイドとルーセル捜査官以外は殺されてしまう。

インターポールに内通者がいる可能性が高いことを認識したルーセルは、唯一信頼できる元恋人のブライスに、キンケイドの護送をお願いした。

ブライスとキンケイドは、デュコヴィッチの手下に何度も襲われますが、何とか退ける。タイムリミットである午後5時5分前には、裁判所に到着した。

キンケイドは証言をしたことで、デュコヴィッチは自らの罪を全て認めましたが、その直後に、裁判所がデュコヴィッチの手下によって攻撃を受けてしまう。

混乱の中、屋上に向かったデュコヴィッチは手下のヘリで逃げ出そうとするが、キンケイドがそれを阻止し、デュコヴィッチを地上にけり落とした。

 

マイケル・ブレイスの役柄

イギリスを拠点とする元警官でありCIAで能力を磨いた超一流のプライベート・ボディガード。

顧客を護衛するために、非常に計画的で、事前に綿密な準備を重ねて、何の問題も起こらないようにする。

静けさを好み余計なことは喋らないタイプで、準備を怠らないため一度も被弾したことはない。顧客は犯罪者ばかり。

主要な顧客であったクロサワが自分の目の前で暗殺されたことで、ボディーガードとしてAAAランクを失ってしまった。

ブライスは、クロサワが殺されたのは、恋人だったインターポールの捜査官アメリア・ルーセルが情報を漏らしたためだと疑い、彼女と別れてしまう。

2年後、依頼人を守れなかったブライスはロンドンで、麻薬中毒の企業経営者たちを護衛することで生計を立てていたが、元恋人のアメリア・ルーセルの依頼で、殺し屋のダリウス・キンケイドのボディーガードをすることになった。

 

みんなはこの作品のライアン・レイノルズをどう思ってる?

シリアスになり過ぎないアクションコメディで、激しいアクションシーンのライアン・レイノルズはとても見ごたえがあり、ハラハラするシーンが多く目が離せません。

今回の映画はアクションコメディバディ物ですが、サミュエル・L・ジャクソンとのやり取りで笑えるシーンも豊富です。

日本ではNetflixだけでしか見れませんので 契約者はぜひ見てほしい作品です。続編もとても楽しみです。



異色のヒーロー デッドプール(ウェイド・ウィルソン)/『デッドプール』[2016]

マーベル・コミックのキャラクター「デッドプール」を基とした異色のヒーローのアクションコメディ映画。人体実験により人並み外れた治癒能力と不死の体を手にした主人公が、戦いながらやかましく喋る姿を描く。アメリカでは2016年2月に公開された。

ライアン・レイノルズはタイトルロールであるデットプールを演じる。他にはモリーナ・バッカリン、エド・スクライン、T・J・ミラーなどが出演。ティム・ミラーの監督デビュー作品。X-MENシリーズ初のR指定となった。

今作でライアン・レイノルズは、「ゴールデングローブ賞 映画部門 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)」にノミネート。さらに、アカデミー賞の前哨戦とされる「放送映画批評家協会賞 コメディ男優賞」を受賞した。

 

映画のあらすじ

舞台はニューヨーク。

傭兵達が集まるバーで、好き勝手に悪い奴らをこらしめ、金を稼ぐヒーロー気取りな生活を送っていたウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)は、コールガールのヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)と恋に落ち、結婚を約束した矢先、末期ガンと診断される。

絶望するウェイドの前に、研究機関のリクルーターだという男が現れ、組織の研究ではガンを完治させスーパーヒーローのような能力も得ることができるとウェイドを勧誘してきた。

ウェイドは悩んだ末に、ヴァネッサには黙ってその組織に合流するが、待っていたのは酷い人体実験だった。

組織メンバーのエイジャックス(エド・スクライン)らに、ミュータント遺伝子を活性化させる血清を投与されたウェイドは、驚異的な治癒能力を手に入れるが、引き換えに全身が爛れた醜い姿になってしまった。

「私ならその顔を治せる」と言うエイジャックスにウェイドは殺されかけたが、なんとかエイジャックスに死んだと思わせて施設から脱出する。

ウェイドはヴァネッサの元に行くが、自分の姿が醜いことで声をかけられず、行きつけのバーのウィーゼル(T・J・ミラー)の提案で"ウェイド”は死んだものとして“デッドプール”と名乗ることを決めた。

ウェイドは、顔を治すことができるはずのエイジャックスを捕まえるために、エイジャックス率いる集団を高速道路で襲撃するが、X-MENメンバーのコロッサスとネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドが割り込んできたことで、エイジャックスを逃がしてしまう。

デッドプールの正体がウェイドだと知ったエイジャックスは、ウェイドの居場所を知っているだろうとウィーゼルの店に乗り込み、店に貼ってあったウェイドとヴァネッサの写真から、ヴァネッサをさらってしまう。

ウェイドは、コロッサスとネガソニックの協力を得てエイジャックスのアジトを襲撃し、エイジャックスを追い詰めて元の姿に戻すよう迫るが「元通りにする方法などない」と言い放たれたのでエイジャックスを撃ち殺した。

戦いの後、ウェイドはヴァネッサに正体を明かす。

 

デッドプールの役柄

元特殊部隊員で、現在はニューヨークでトラブルシューターをしながら日銭を稼ぎ生活している傭兵。末期がんであることが判明し、その治療のためにウェポンXプログラムの人体実験の被験者に志願した。

その結果、驚異的な治癒能力を手に入れるが、治癒能力を引き出させる代償として、全身の皮膚が焼け爛れたように変異してしまう。その後、元の自分の姿に戻りヴァネッサの元へ帰るために、自作の赤いコスチュームと二振の刀、二丁拳銃を身に纏い、自らを傭兵「デッドプール」と名乗り、エイジャックスらを追跡する。

一人称は「俺ちゃん」。

あらゆるポップカルチャーに詳しい為、比喩や会話の最中によく織り混ぜて話す事が多い。

かなりのおしゃべり好きで、どんな状況でもユーモアのセンスを失わずに喋り続ける為、よく相手をうざがらせている。

実験で得た治癒能力は、腕を切り落としても再生し、銃で撃たれたりナイフで斬られても傷口が瞬時に治り、頭部を刺されても無事な事から、不死身に近い回復力を誇る。

本作の語り部となっているほか、原作同様に物語の節々で第四の壁を無視して観客に語りかけてきたり、BGMなど劇中のあらゆる演出を操ることができる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

みんなはこの作品のライアン・レイノルズをどう思ってる?

戦闘中でも、やかましく喋りまくり、映画を見ている観客にも話してくるデッドプールには、笑えてきます。

あと、デッドプールが生まれるまでの切なくて辛いシーンでも、ライアン・レイノルズの自然な演技に見入ってしまいますね。

コメディはもちろん、シリアスでセンチメンタルなシーンも熟せる幅広い演技が見所です。

今作がヒットしたことで、「デッドプール」=「ライアン・レイノルズ」という認識が広まって、続編の『デッドプール2』でも成功を収めています。

 

若き弁護士 ランディ・シェーンベルク/『黄金のアデーレ 名画の帰還』[2015]

(L-R) HELEN MIRREN and RYAN REYNOLDS star in WOMAN IN GOLD

世界的に有名なグスタフ・クリムトの名画「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」(通称:「黄金のアデーレ」)の所有権を取り戻したいと申し出た作品のモデルであるアデーレの姪マリアの実体験に基づいたヒューマンドラマ。イギリスとアメリカの合作映画。2015年制作。主人公マリアには、『クィーン』でアカデミー賞®主演女優賞を受賞の名優ヘレン・ミレン。そしてマリアと共に裁判を起こす若き弁護士ランディ役にライアン・レイノルズを迎える。監督は「マリリン 7日間の恋」のサイモン・カーティス。

 

映画のあらすじ

1998年のロサンゼルス。亡くなった姉のルイーゼの遺品を整理していたマリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)。

オーストリア/ウィーンのベルベデーレ美術館に所蔵されている叔母アデーレをモデルに描かれたの「黄金のアデーレ」(画家グスタフ・クリムト作)が、第二次世界大戦中にナチスに没収された美術品の一つであり、その所有権が自分達一族にある可能性を知った。

オーストリア政府に「黄金のアデーレ」の返還を請求するため、マリアは友人の息子の弁護士ランディ・シェーンベルク(ライアン・レイノルズ)の助けを借りて、名画の返還に必要とされる審問会へ出席するため、ランディとウィーンへ向かう。

マリアとランディは記者フベルトゥス・チェルニンの助けを借り、叔母アデーレや叔父フェルディナンドの遺言や絵画の受領書を確認した結果、フェルディナンドの資産をすべてルイーズとマリアに譲るという遺言に基づいて、マリアは絵画の所有権を取り戻せる希望が見えてきた。

しかし、オーストリア政府は「黄金のアデーレ」はオーストリア共和国の宝として、マリアの請求を却下してしまう。

不更なる戦い(裁判)をするには180万ドルもの高額な費用が必要だと知ったマリアとランディは、諦めてアメリカに帰国することにした。

ランディは、マリアの思い出話から自分のアイデンティティでもあるユダヤ人として、略奪された資産さえ遺族に返還されることのない不条理な現実に憤りを感じ、なんとか裁判に持ち込めないか考えていく。

9か月後、外国主権免責法という制度が適用されればアメリカからでもオーストリア政府に訴訟を起こせることを知ったランディは、弁護士事務所を退職しマリアを説得して訴訟を起こす。

そして、連邦最高裁はランディが主張する外国主権免責法への適用を支持し、ランディとマリアは連邦最高裁でオーストリア政府と戦う権利を得た。

長期化が予想される裁判で高齢であるマリアの体を案じたランディは、調停で和解する道を模索するが、不当な収奪を認められないマリアは和解調停に激しく抵抗し、ウィーンの調停では一人で戦うようランディに告げる。

結局、ランディがウィーンの調停に一人で立つが、そこへマリアも現れた。

ランディは、改めてアデーレの遺言状が法的に無効であり、罪のない市民から財産を奪い去ったナチスの過ちを今こそ正すべきだと調停員に強く訴えた結果、調停員は「黄金のアデーレ」を含める美術品をマリアに返還されることを決定した。

 

ランディの役柄

マリアの友人バーバラ・シェーンベルクの息子で、オーストリア人の血を引く弁護士。

32歳の時、マリアから名画「黄金のアデーレ」をオーストリア政府から取り戻すための相談を受ける。

相談を一度は断るが、絵画の1億ドル下らない価値を知ったため上司に掛け合い、マリアとオーストリアに向かう。

オーストリアからの帰国の間、マリアの思い出話から、自分の祖先がナチスの虐殺の犠牲になったことを改めて感じたランディは、金目当てでこの案件に取り組んだことを恥じ、なんとかオーストリア政府と裁判を起こせないか考えていく。

 

みんなはこの作品のライアン・レイノルズをどう思ってる?

若き弁護士ランディ役のライアン・レイノルズとマリア役のヘレン・ミレンとの掛け合いは、まさに男女のバディ物。

だんだんとお互いの息が合っていくところは、見ていて嬉しくなってきます。

ランディの弁護士としての成長も描かれていて、オーストリア政府との闘いでは、ライアンの熱が籠った演技が胸を熱くさせてくれます。



棺桶に閉じこめられる ポール・コンロイ/『 [リミット] 』[2010]

2010年のスペイン映画。イラクを拠点とするアメリカの民間トラック運転手が、テロリストに誘拐され、気が付く棺の中に閉じ込められて、地中に埋められていた。ほぼ全編が棺の中で話が展開していく、サスペンス・サイコスリラー映画。監督はスペイン人のロドリゴ・コルテス。主演のライアン・レイノルズは、今作でスペインの映画賞である「ゴヤ賞」の最優秀俳優賞にノミネートされた。

 

映画のあらすじ

2006年。イラクでトラック運転手をしていたアメリカ人のポール・コンロイ(ライアン・レイノルズ)は、ある日、テロリストに襲われ、地中に埋められた棺桶の中で目を覚ました。

棺桶の中にはライターと携帯電話があり、ポールを兵士と勘違し襲ったテロリストから「5万ドルの身代金を午後9時までに払わないとこのまま死ぬことになる」と電話で言われる。

ポールは何とかアメリカの国務省に電話が繋がり、身代金の支払いをお願いするが、身代金は払えないと言われてしまう。

代わりに人質救出グループのリーダーであるダン・プレナーと電話を繋いでもらうと、プレナーは全力でポールを探していると言っている。

その後またテロリストから電話が入り、ビデオを撮るように命令され、撮らないと同僚を殺すと脅してくるので、ビデオを撮ってみるが、結局その同僚は殺されてしまった。

ポールはプレナーの「助け出す」という約束を諦めていたが、プレナーからはマークホワイトという男が3週間前に同じ状況から救出されたと聞き、少し希望を持った。

勤務先のトラック会社から急に電話があり、理不尽な理由で解雇されてしまう。

そんな中、地上の爆破に影響して、棺桶が壊れ、砂が徐々に入ってきてしまった。

ポールは砂に埋もれてしまうとプレナーに急いぐことを伝えるが、状況がどんどんと悪化してく。

アメリカにいる妻と電話している間に、プレナーから棺を見つけたと連絡があったが、実はその棺桶はマークホワイトという男が入っており、マークホワイトは救出されていなかったことが分かった。

ポールは砂に埋もれながら泣き始めた。

 

ポール・コンロイの役柄

妻をアメリカに残し、イラクのバアクーバで民間土建業者「CRT (Crestin, Roland and Thomas)」に勤めるアメリカ人トラック運転手。

ある日、急にテロリストに襲われ、地中に埋められた棺桶の中に入れられてしまう。

棺桶の中にあったアラビア文字で設定されている携帯電話を使用して、アメリカの国務省、FBI、勤務先に助けを求めるが、誰もポールを助けようと動いてくれない。

携帯電話は電波が弱く、バッテリー残量も僅かという極限の状態で必死に生きようとする。

 

みんなはこの作品のライアン・レイノルズをどう思ってる?

棺桶の中だけのシーンで、パニックになり、絶望を感じ、冷静さを取り戻し、怒り、悲しみ、希望を持つが、諦める、すべての気持ちの動きや感情の浮き沈みを体現しているライアン・レイノルズの演技にハラハラドキドキしながら、どんどんと引き込まれていきます。

約90分の今作はあっという間に過ぎていきました。

 

上司から結婚を迫られる アンドリュー・パクストン/『あなたは私の婿になる』[2009]

2009年のアメリア映画。ビザの申請を忘れて国外退去という処分から免れるため、偽装結婚をもくろむ女性上司と、その標的にされたアシスタントの男性。お互いに自分のキャリアを守るための偽装結婚のつもりだった2人の恋の行方を描くロマンティック・コメディ映画。主演にはサンドラ・ブロックとライアン・レイノルズを迎えた。監督は『幸せになるための27のドレス』のアン・フレッチャー。今作で、ライアン・レイノルズは、MTVムービーアワードの「ベストコミカルパフォーマンス」「ベストキス」、ピープルズチョイスアワードの「好きなコメディスター」「好きな映画俳優」にもノミネートされた。

 

映画のあらすじ

ニューヨークの出版社で編集長を務めるマーガレット・テイト(サンドラ・ブロック)は、やり手だが合理性を追求した強引なやり方で部下からは恐れられる存在だった。

ある日、マーガレットは会長に呼び出され、国外退去処分になったことを知らされる。カナダ人のマーガレットは忙しさにかまけてビザの申請を先延ばしにしたまま期限が切れてしまったのだ。

手に入れたキャリアを手放したくないマーガレットは、アメリカ人と結婚して国籍を得る、という打開策を思いつく。相手はこれまでどんな命令にも従ってきたアシスタントのアンドリュー・パクストン(ライアン・レイノルズ)。

半ばパワハラともいえるような命令にアンドリューはクビになることを恐れ、マーガレットの「プロポーズ」を渋々受け入れる。

2人が届出をしようと移民局に訪れると、内部告発により審査官から偽装結婚を疑われる。仕事柄アンドリューはマーガレットのことを熟知していたが、マーガレットのほうはアンドリューのとこを何も知らなかった。

偽装結婚がバレれば重罪。そこで2人は信憑性をアピールする目的でアンドリューの実家へ結婚の報告に行くことにする。

アラスカにあるアンドリューの実家に着いたマーガレットは、これまで貧乏だと勝手に思い込んでいたアンドリューが実は資産家の息子で、家を継がせたい父ジョーとの確執により父と息子は疎遠となっていたことを知る。

実家でアンドリューと共にすごし、彼自身のことを知るようになったマーガレットはしだいにアンドリューに惹かれていき、一方のアンドリューも仕事では知りえなかったマーガレットの素顔を知って彼女に対する気持ちが変わっていく。

母グレースと祖母アニーの温かさにも触れてマーガレットは偽装結婚しようとしたことに罪悪感を抱き、家族に真実を告げてその場を去り、国外退去を覚悟してニューヨークへ戻る。

自分の気持ちに気づいたアンドリューは家族の協力もあってマーガレットの後を追う。

会社に戻って身辺整理をしていたマーガレットの元にアンドリューが訪れ、今度はアンドリューからプロポーズ。

2人は今度こそ本当に婚約したことを審査官に報告することになるが、審査官の追及は続く!

参考:映画ウォッチ

 

アンドリューの役柄

編集者になること目標として、編集長であるマーガレットのアシスタントをしている28歳。

故郷のアラスカのシトカで有名なブランドである「パクストン」の創立者の息子で、実家は非常に裕福。

家族思いの優しい性格で仕事は有能だが、家業のことで父親と対立している。

父親譲りの頑固者。

 

みんなはこの作品のライアン・レイノルズをどう思ってる?

真面目で誠実だからこそお茶目なところもあり、家族思いで自分の夢をしっかりと持っているアンドリューを自然に演じているライアン・レイノルズが見れます。

若いということもあるけどもカッコ良くて、マーガレット演じるサンドラとの掛け合いが笑える素敵な役どころです。



憑依されてしまう父 ジョージ・ラッツ/『悪魔の棲む家』[2005]

1979年に公開されヒットした『悪魔の棲む家』のリメイクで、2005年のアメリアのホラー映画。邪悪な力を持つ家で、徐々に精神的に追い詰められて行く男とその家族。主演はライアン・レイノルズ。子役デビューしたてのクロエ・モレッツが共演。監督は本作が長編映画デビューとなるアンドリュー・ダグラス。アクションの巨匠マイケル・ベイと脚本家のスコット・コーサーが制作に関わり、よりリアルな恐怖を生み出している。今作の「ライアン・レイノルズのバスタブシーン」が、2005年のティーンチョイスアワード「チョイスムービー:怖いシーン」を受賞している。

 

映画のあらすじ

1974年11月13日午前3時15分、ニューヨーク州ロングアイランドでイタリア中流階級の一家が一夜にして惨殺されるという事件が起こった。

犯人は長男のロナルド・デフェオで直ぐに逮捕されるが、逮捕後彼は「家の声」に操られて殺ったと供述している。

1年後、ジョージ(ライアン・レイノルズ)とキャシー(メリッサ・ジョージ)夫婦は3人の子供が徐々に大きくなり、家が手狭になってきたので一軒家を探していた。

そんな時、たまたま広告で見たお買い得物件を見学することになる。

案内役の不動産屋はこの屋敷で何が起こったのか話すが、二人はどうしても欲しいと気にせず購入してしまう。

一家は引越し新しい生活に心躍ります。

というのもキャシーの最初の夫は他界しており、3人の子供を連れての再婚だった。

まだパパと呼ぶのをためらう子供達と新しい環境で暮らすということは、家族にとっても明るい未来を期待する出来事だったからだ。

しかし、まずジョージと末娘のチェルシー(クロエ・モレッツ)に異変が起こる。

ジョージは仕事場にした地下室で冷気を感じたりと恐怖に襲われ、一方チェルシーは子供部屋で誰かと話しているよう。

キャシーが尋ねると友達のジョディだと言う。

これをきっかけに、次々と一家に恐怖が訪れるようになってくる。

このホラー現象でキャシーと3人の子供たちがより絆を深め、また不安になっている子供たちが亡き父の話をするようになる。

それに気がついたジョージは段々と疎外感を感じ始め、地下室で過ごす時間が増えるように。

ホラー現象は徐々にエスカレートし、困り果てたキャシーは神父に相談しにいく。

しかし神父はどうしようもないと手を引いてしまう。神父は西部開拓時代に悪魔に憑かれた宣教師ケッチャムが悪魔崇拝のために先住民をこの家で虐殺したと言うのだった。

そして迎える運命の28日目。

取り憑かれたジョージと家族との恐ろしい戦いがいよいよ始まる。

子供たちを守るためキャシーは必死にジョージから逃げるが、中々相手も手ごわい。

しかしチャンスがあってもジョージを殺すことができないキャシー。

怪我をしたジョージをボートに乗せて湖へ、家から離れるとジョージの意識が正常にもどるのだった。

出典:MIHOシネマ

 

ジョージの役柄

ジョージは、子持ちのキャシーと1975年7月に結婚。

キャシーには他界した元夫との子供ビリー、マイケル、チェルシーがいて、ジョージとキャシーはそれぞれに家があったが、一緒の家で新たな生活を始めたいと考えていた。

また、家族は雑種のハリーという犬を飼っていた。

1975年12月、80,000ドルのお買い得価格と見なされていた家を見つける。

不動産屋からは殺人事件があったことを聞くが、「家は人を殺さない。人を殺すのは人だ。」と言い、問題ないと判断した。

1975年12月に引っ越しをし、ジョージは地下室を自分の仕事場とし、家族の新しい生活を始める。

地下室にいる時間が長くなるにつれて、ジョージは子供達に虐待的になり、ある日、外で吠えている飼い犬のハリーを殺害する。

ジョージは憑依されていて、今度は家族を殺そうとする。

 

みんなはこの作品のライアン・レイノルズをどう思ってる?

若いライアン・レイノルズは見所ですが、優しい父親が徐々に豹変していく姿をリアルに演じていて、非常に怖かったですね。ライアンの演技の振り幅ってすごいです。

 

元吸血鬼 ハンニバル・キング /『ブレイド3』[2004]

マーベル・コミックの実写化映画『ブレイド』シリーズ三部作の最終作。監督は『ブレイド』『ブレイド2』で脚本を担当したデヴィッド・S・ゴイヤー。相棒ウィスラーを失った人間とヴァンパイアの血を継ぐブレイドが、新しい仲間たちと共にヴァンパイアの始祖ドラキュラに戦いを挑むSFアクション映画。主演は『ブレイド』『ブレイド2』に続きタイトルロールを務めるウェズリー・スナイプス。ライアン・レイノルズ、ジェシカ・ビール、クリス・クリストファーソン、ドミニク・パーセルが共演。

 

映画のあらすじ

通称デイ・ウォーカーと呼ばれるブレイド(ウェズリー・スナイプス)は、ヴァンパイアと人間の混血でヴァンパイアハンターで、彼をヴァンパイアハンターに育て上げ、息子のように思う老人の相棒ウィスラー(クリス・クリストファーソン)と行動を共にしている。

ある夜、ヴァンパイアのダニカにはめられて、ヴァンパイアに変装した人間を殺してしまい、FBI指名手配されたのち逮捕されるブレイド。

彼を逃がそうとしてウィスラーは命を落としてしまう。

ピンチのブレイドを救ったのは、ウィスラーの娘アビゲイル(ジェシカ・ビール)、ダニカの元奴隷ハンニバル・キング(ライアン・レイノルズ)をはじめとした「ナイトストーカーズ」のメンバーたち。

ヴァンパイアたちは、今はドレイクと呼ばれている始祖ドラキュラを蘇らせ、日光の影響を受けないデイ・ウォーカーになろうとしていた。

そしてナイトストーカーズの科学者サマーフィールドは、ヴァンパイアを殲滅するための生物兵器デイスターを作っていたが、完成させるためにはドレイクの血が必要だった。

情報収集のため、レイドとアビゲイルは、ヴァンパイアたちの施設の一つに潜入。

その間に、ナイトストーカーズの隠れ家はドレイクによって襲撃され、キングとサマーフィールドの娘ゾーイは誘拐され、他のメンバーは殺された。

サマーフィールドが生前に残したデータから、ドレイクの血と混ざれば完成となるデイスターが生成された。

混血であるブレイドの命は保証ができないものだったが、それえでもブレイドとアビーはデイスターを持ち、キングとゾーイが囚われている施設に侵入し、2人を助け出す。

そしてブレイドはドレイクと戦い、ブレイドは自らの手でデイスターを打ち込む。

ヴァンパイアたちは次々に灰になっていく中、ドレイクはブレイドを新しい種類のヴァンパイアだと認めたが、2人とも倒れる。

その後ブレイドの遺体だけが発見され、解剖に回された。しかしその遺体はドレイクが変身したもので、解剖台の上で元の姿に戻った。

その場から立ち去り生き残っていてブレイドは、ヴァンパイアハンターとして街に出た。

参考:MIHOシネマ

キングの役柄

アビゲイル率いるヴァンパイアハンターグループ「ナイトストーカーズ」の一員。

キングは、ヴァンパイアのダニカ・タロスによってヴァンパイアにされてしまうが、ブレイド1作目で開発された血清によって治癒された。

ナイトストカーズとして、ブレイドの危機を救うが、その後、ドレイクによって誘拐されてしまう。

場を和ませようとしたり、時間を稼ぐために敵を挑発したりと、シリアスなシーンでも明るさをもたらす役柄にもなっている。

 

みんなはこの作品のライアン・レイノルズをどう思ってる?

「デッドプール」を知っていて「ブレイド3」を見た人の中には、敵との会話の中で冗談言って、敵を怒らせたりするシーンが、デッドプールに近い印象を持つ人が多くいるようです。

そういう視点で見ると、ふざけた感じも面白く見えてきます。ブレイド役のウェズリー・スナイプスや、アビゲイル役のジェシカ・ビールよりは、アクションシーンは少ないライアンですが、ライアンの中ではアクションコメディ俳優としての先駆け的な作品と言えるでしょう。

 

まとめ

『デッドプール』の作中で、ウェイド役のライアンは「ライアン・レイノルズも顔だけだ。演技力なんてあるか?」という冗談を言うシーンがあり、自虐ネタとして取り上げられることもあります。

しかし、実際には、アクションコメディ、ラブコメはもちろん、実在する弁護士役やホラー映画、声優としても活躍していて、シリアスな話からロマンティックな場面や感動的なシーンも熟せる演技の幅を持ち合わせ、演技力が高い俳優さんと言えます。

 

2020年以降のライアン・レイノルズ出演作品

  • 2020年11月25日 全米公開された『The Croods:A New Age』/ 10代の洞窟少年「Guy」 役として声出演。2013年全米公開の『クルードさんちのはじめての冒険(The Croods)の続編。1作目に引き続き同役での出演。1作目は日本での劇場公開はなく、全米公開から8か月後にDVDとブルーレイの発売&レンタルが開始されたので、この続編も同様の対応になることが濃厚。

 

  • 2021年8月13日 日本劇場公開予定『フリー・ガイ』(Free Guy)/ 主人公「ガイ」役。2021年8月13日に日米同時公開予定。
  • 2021年8月20日 全米公開予定『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』(Hitman's Wife's Bodyguard)/ 主人公「マイケル・ブライス」役。2017年全米公開の『ヒットマンズ・ボディガード』の続編。1作目に引き続き同役での出演。日本では、1作名の劇場公開はなく、現在はNetflixでの単独配信のみとなっている。この続編も同様の対応になりそう。

 

  • 2021年(未定)  Netflix配信予定『レッド・ノーティス』(Red Notice)/ 「世界最高の詐欺師」役。元々は2018年にユニバーサルスタジオの配給が決まり、2020年6月公開とされていたが2020年11月に公開予定が伸び、予算の都合でプロジェクト自体がNetflixに移され、実際には2020年1月から制作が開始せれた。しかし、3月にCOVID-19の影響で撮影が全面停止。9月から撮影が開始され11月に撮影が終了した。



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